戸籍謄本の翻訳認証・アポスティーユ申請が必要なケースとは
戸籍謄本は公的に発行される書類のため、日本の役所に出す場合は一般に戸籍謄本はそのまま提出すれば足ります。除籍謄本や原戸籍謄本も同様です。
しかし、海外の機関に出す場合は戸籍謄本は日本語で書かれていますので、当該国の言語に翻訳する必要があります。
ただし、翻訳しただけではその翻訳が正確かどうかがわかりません。
そこで、公証人役場での翻訳認証という形で翻訳が正確であることを公的に証明する必要があるのです。
そして、具体的に戸籍謄本の翻訳が必要なケースとしては、外国人との結婚手続きを外国でする場合、海外でのビザ申請の場合等があります。
このような場合、ハーグ条約締結国との間では最終的にアポスティーユ申請が必要とされることがあります。
戸籍謄本の翻訳認証(公証人役場等での公証)を取得する方法
戸籍謄本の翻訳認証を取得する方法は提出先の国や、どの程度のレベルの認証を必要とするかによって、複数のパターンが考えられます。
まず、弁護士や行政書士等の認証で足る場合です。この場合、費用はかなり安価ですむと思います。
次に、大使館や領事館で認証してもらう方法です。この場合も、費用はそれほどかかりません。ただし、当日受け取れず、数日後に再度訪問する必要がある等、面倒なことは多いです。
そして、最もオーソドックスなのは、公証人役場で公証人の公証を受ける方法です。この場合、外務省のアポスティーユ申請や公印確認まで一括して請け負ってくれる行政書士事務所に依頼する方法が予算に余裕があれば一番早くて確実です。
以前は大阪では外務省の認証が翌日以降になってしまっていたので、即日で公証人役場のの翻訳認証からアポスティーユまでを1日で終えることは不可能でしたが、2014年4月1日からは外務省のワンストップサービスが始まりましたので、即日アポスティーユを取得することが一応可能になりました。
ただ、公証人役場での公証というのは結構費用がかかります。 公証役場に払う分だけでも1万円以上かかります。 ですので、本当にそこまでしないといけないのか、提出先に確認するようにしてください。
当事務所では、「最短1日」で行う戸籍謄本の翻訳認証・アポスティーユ申請代行を承っております(※但し、翻訳の分量が多い場合は時間がかかります)ので、戸籍謄本の翻訳認証が必要な場合は、一度ご相談ください。
戸籍謄本の翻訳認証、アポスティーユ申請代行可能なケース
英語、中国語(簡体)、中国語(台湾語・繁体)、韓国語、スペイン語、タイ語、インドネシア語
※例えば、戸籍謄本の英訳のアポスティーユ認証、戸籍謄本のスペイン語訳のアポスティーユ認証、戸籍謄本の韓国語訳の翻訳認証、アポスティーユ認証はすべて可能です。
※除籍謄本の翻訳認証、原戸籍謄本の翻訳認証、住民票の翻訳認証、アポスティーユ認証等も同様に対応可能です。
※戸籍謄本の中国語訳、戸籍謄本のタイ語訳、戸籍謄本のインドネシア語訳はアポスティーユ認証はできませんが、公証役場での翻訳認証+「公印確認」の形での外務省認証は可能です。また、領事館、大使館での認証も当事務所で代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※お見積もりの際、戸籍謄本等のファイルの添付が漏れているケースが多いです。戸籍謄本の翻訳、認証のお見積もりご希望の際は、必ず原本のスキャンデータの添付をお願い致します。
戸籍謄本の翻訳認証代行費用の目安(税別)
3万円(公証人、法務局、外務省公印確認もしくはアポスティーユをすべて含む)
※翻訳費用は戸籍謄本の分量によりますので、個別見積もりとなります。お見積もりいたしますので、電話又はFAX、メールで戸籍謄本のデータをご送付ください。
戸籍謄本翻訳(英語)費用一覧表(標準費用・税別)
証明書の分類 | 料金(原文の1枚あたり) |
1、婚姻届記載事項証明書翻訳 | ¥8000 |
2、婚姻届受理証明書翻訳 | ¥5000 |
3、戸籍謄本翻訳(英訳)・除籍謄本翻訳・原戸籍謄本翻訳 | 新様式:横書き・基本料金¥10000 (二人目から1名¥1000追加) 旧様式除籍謄本・原戸籍謄本:縦書き・基本料金¥10000 (二人目から¥2000追加) |
4、住民票翻訳(英訳) | 1枚¥5000 以後1枚追加ごとに¥3000追加 |
5、卒業証明書翻訳(英訳) | ¥5000 |
6、成績証明書翻訳(英訳) | ¥9000 |
7、在籍証明書・在職証明書翻訳 | ¥5000 |
8、出生証明書翻訳(英訳) | ¥5000 |
9、離婚届受理証明書翻訳(英訳) | ¥5000 |
10、運転免許証(裏面含む)翻訳 | ¥5000 |
11、住民税課税証明書翻訳、住民税納税証明書翻訳(英訳) | ¥5000 |
12、源泉徴収票翻訳(英訳) | ¥5000 |
13、市民税・県民税特別徴収税額の通知書翻訳(英訳) | ¥5000 |
14、死亡届記載事項証明書翻訳(英訳) | ¥8000 |
15、韓国証明書(基本・婚姻・家族証明書)英訳 | ¥5000 |
16、韓国戸籍謄本(除籍謄本・電算化後)英訳 | ¥5000 |
17、韓国戸籍謄本(除籍謄本・電算化前・横書き)英訳 | ¥6000 |
18、韓国戸籍謄本(除籍謄本・電算化前・手書き縦書き)英訳 | ¥8000 |
19、中国公証書(出生・家族・結婚公証書)英訳 | ¥5000 |
20、外国人登録原票記載事項証明書(1名記載の場合)翻訳 | ¥6000 |
21、婚姻要件具備証明書翻訳 | ¥5000 |
※上記は標準料金ですので、ケースにより翻訳費用が異なることがございます。正式な見積もりが必要な場合は、下記フォームより原稿を送付してくださいますようお願いいたします。原稿がなく、「戸籍謄本2ページのお見積もり」のような形でのお問い合わせには回答できませんし、「大体いくらですか?」というご質問には回答いたしませんのでご注意ください。
戸籍謄本、住民票等各種証明書の翻訳認証対応言語
英語、中国語(簡体)、中国語(台湾語・繁体)、韓国語、スペイン語、タイ語、インドネシア語、ミャンマー語、ドイツ語、フランス語、ロシア語等。
※注意:ご依頼の前に翻訳認証、アポスティーユ認証に関する免責事項をお読み下さい。ご依頼の場合は、本免責事項に同意の上、お申込みされたものとみなしますのでご了承ください。
戸籍謄本、住民票、登記簿謄本等の翻訳認証、アポスティーユ申請に関するQ&A
Q.海外留学の為、戸籍謄本を翻訳してアポスティーユをつけて提出してくださいといわれています。依頼するにはどうしたらいいでしょうか。
A.下記お見積もりフォームから必要事項を記入し、原本のスキャンデータを送付してください。鮮明なものであれば、FAXでも構いません。お電話での相談は基本的にお受けしておりませんので、ご不明な点は、必ずメールでお問い合わせください。
Q.戸籍謄本の翻訳認証、アポスティーユ申請完了までの期間(納期)は何日くらいでしょうか?
A.分量や依頼のタイミングによりますが、3枚程度であれば、即日~3営業日程度で完了しております。逆に、海外の相続手続きなどで、翻訳の分量が100枚以上になる等、大量の場合は時間がかかります。下記フォームにて納期の希望(※最も遅い日時)をお知らせいただければ、可能な限り最速で対応いたします。
Q.私の海外での今回の手続きにアポスティーユは必要ですか?
A.大変申し訳ございませんが、ご質問の件は、提出先が決定する事項であり、当事務所で決定できる事項ではございません。担当官によっても回答が違うことがあります。
そのため、ご依頼前に翻訳だけでよいのか、アポスティーユ取得が必要かを必ず提出先にお尋ねください。
自分で調べてもどうしてもわからない場合は、有償(1万円~個別見積り)での調査は可能ですので、ご相談ください。
Q.住民票の翻訳とアポスティーユ申請の依頼もできますか?
A.もちろん可能です。
Q.戸籍謄本翻訳一通あたりの料金はいくらですか?
A.戸籍謄本は人により分量が違いますし、原戸籍謄本なのか、除籍謄本なのか、現在の戸籍謄本なのかによっても料金は異なります。一般には、縦書き手書きの原戸籍謄本の翻訳料金が単価が一番高く、現在戸籍が一番単価が安いです。ただし、まずは現物をみないとわかりませんので、必ず戸籍謄本の原本のスキャンデータまたはコピーの送付をお願いいたします。また、弊社は正確なお見積もりしか行わず、概算のお見積もりは行っておりませんので、「大体いくらぐらいですか?」という質問には回答できませんのでご了承ください。
Q.卒業証明書にアポスティーユをつけることはできますか?
A.卒業した学校によりアポスティーユ申請ができる場合とできない場合がありますので、まずは卒業証明書のデータを送付してください。
Q.費用の支払いはどのようにしたらいいでしょうか?
A.原則として銀行振り込みとなりますが、海外在住の場合等、カード払い等ご希望の場合は、対応可能です。
お申込み・お見積もりフォーム
戸籍謄本の翻訳や住民票の翻訳、登記簿謄本の翻訳等をご希望の場合は、まず下記フォームより証明書の原稿を送付してください。
メール到着後速やかに担当者よりお見積もり、質問への回答等させていただきます。
また、至急対応等が必要な場合(※料金は通常納期の料金より加算になります)は、コメント欄等にその旨ご記載ください。